医師紹介

理事長・院長
 北野 克宣  Katsunori Kitano

ご挨拶
私は前職で循環器内科医として救急医療に従事してきた中で、予防医療の大切さを痛感しました。また同時に、慢性期医療や地域包括ケアの現場での経験から、病気(イルビーイング)か病気じゃない(ノーマルビーイング)かを超えた健康のチカラ(ウェルビーイング)にも気づきました。これからは、内科医として生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群の治療に加え、抗加齢医学とポジティブ心理学の知見を活かした『笑顔と健幸プロジェクト』の実践と、その科学的検証に取り組んで参ります。みなさんの笑顔と健幸が私たちの願いです。

北野Dr. コラムや活動実績

<プロフィール>
金沢大学 医学部医学科 卒業
金沢大学大学院 先進予防医学研究科 恒常性制御学講座(旧第一内科)入局
金沢大学付属病院、金沢赤十字病院、金沢医療センターなどを経て現職

すべての人々が心と体はもちろん、社会的にも健やかに暮らせることを願い、外来診療のほか産業医として愛媛県下の様々な企業で働く人々を支援中。
百年健幸を目指して始めたライフワーク『笑顔と健幸プロジェクト』を通じ、WHOが提唱している“ヘルシー・エイジング(健康な高齢化)”を社会実装すべく菅井内科に抗加齢・生活習慣病センターを開設し、地域社会の健康維持増進の啓発と実践に日々努めている。

<所属学会・資格など>
医師/産業医/医学博士(金沢大学)
学会認定専門医(総合内科、循環器、禁煙、抗加齢医学)
日本抗加齢医学会 評議員/アンチエイジングドック推進委員
NPO法人 禁煙推進の会えひめ理事
日本臨床コーチング研究会認定コーチ
日本笑い学会・笑いの講師団 “笑顔と健幸の伝道師”
日本臨床栄養協会認定 NR・サプリメントアドバイザー
日本健康生活推進協会 健康マスター推進リーダー、健康マスターエキスパート・普及認定講師
日本ポジティブ心理学協会認定 ポジティブ心理学プラクティショナー
ラフターヨガ・インターナショナル・ユニバーシティ認定 笑いヨガリーダー
日本ヨガメディカル協会認定マインドフルネスヨガセラピー指導士/セラピスト
日本ポジティブサイコロジー医学会 正会員
糖化ストレス研究会 正会員
日本疲労学会 正会員
日本睡眠学会 正会員
日本温泉気候物理医学会 正会員

内科部長
 橘髙 克治  Katsuharu Kittaka

菅井内科の理念

『みなさんの笑顔と健康が私たちの願いです』

私たちは病気の治療はもとより『病気にならないための医療』を目指します
私たちは地域社会の健康維持増進の啓発と実践に努めて参ります。

私たちは
『有備無患』『忘己利他』『一期一会』
を信条としてみなさんに選ばれる医療機関を目指します

菅井内科のあゆみ

天保11年/1840年 菅井立章が伊予松山藩の藩医を勤める

大正13年/1924年 菅井久隆が現一番町の地にて菅井内科医院を開設

昭和35年/1960年 菅井内科医院より菅井内科病院に拡張

昭和44年/1969年 胸部レントゲン撮影車にて巡回集団検診を始める

平成 1年/1989年  医療法人設立 一番町通りの病院を城山腹部に現建物へ移設

平成12年/2000年 無床診療所へ変更。外来診療及び健康診断業務を行う

平成22年/2010年 全衛連 総合精度管理調査に参加

平成27年/2015年 愛媛県で最初の全衛連労働衛生サービス機能評価認定

令和 6年/2024年 菅井内科創立100周年

令和 7年/2025年 中四国初の日本抗加齢医学会認定医療施設に認定

周辺環境

私たちの施設は県都松山市の中心部にあり、日本最古の道後温泉や日本三大平山城の一つである松山城からもほど近くにございます。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」に出てまいります秋山好古氏は、前副理事長菅井久直の名付け親でもあります。
菅井内科も面する『松山ロープウェー商店街』は全国の観光客で賑わう、大変活気のあるエリアです。

交通の便も良いこの院内で一般外来診療を行いながら、愛媛県下で働く企業の皆様の健康管理を、健康診断の実施と産業医活動を通じてサポートしております。

当院近く「秋山兄弟生誕地」に建立されている秋山好古氏騎馬像

菅井内科の建築

駐車場から城山をバックに臨む
前面が有機的に波打ったファサード
商店街側から見るとまた違った親しみやすい表情
全て手書きで書きこんである当時の図面
建築当時(1980年代)の菅井内科近隣(松山市一番町)風景

城山の緑に溶け込むように建設された菅井内科の建物は、日本を代表する現代建築家 長谷川逸子氏の設計によるもので、1986年に竣工されました。(施工:大林組)

松山城を仰ぐ城山の裾野に建てられており、その高低差のある立地を生かして電車通り側・ロープーウェイ街商店街側双方からのアプローチが階段・エレベーター・ブリッジを使って可能になるよう工夫されています。

松山城を背景に見上げる波打ったファサードには、松山の豊かな自然を表す色とりどりのモザイクタイルが張られており、春夏秋冬表情を変える城山の風景とよく調和しています。

当時は珍しかった打放しコンクリ―トを素地仕上げとして内外に多用していますが、竣工から40年近くたった今でも目立った劣化は見られず、当時の技術の高さ・こだわりの強さが感じられます。隣接する坂の上の雲ミュージアム(2006年竣工・安藤忠雄氏設計)と合わせて松山に訪れる多くの建築ファンを楽しませています。