健康講話「笑いの健康効果」@松山東雲中学・高等学校
2024年10月1日、北野副院長が学校医を務める松山東雲中学高等学校にて「笑いの健康効果」をテーマに健康講話を行いました。
笑いが人生にもたらすもの、孤独であることのリスク、またこれから大人になる皆さんへタバコの害についてもお話しし、高校1~3年生の生徒の皆さんが興味深く耳を傾けてくださいました。
講話終了後には感想文をご提出いただき、副院長もひとつひとつ、大切に読ませていただきました。
こちらに一部ご紹介させていただきます。
三次喫煙にはとても驚いた。タバコの臭いがする部屋にも発がん物質が潜んでいるなんてとても怖い。
タバコで肺があんなにドロドロに溶けるとは知らなかったので驚いた。
大学生になって年上の人に勧められてもしっかり断ります。
まさか笑いにここまでのパワーがあるとは。悩みができたらたくさん笑いたい。
ひとりでいることに孤独を感じることは死亡リスクを高める原因になってしまうので、大人になっても家族や友人を大切にしたいと思います。孤独を感じている人がいたらその人の健康のためにも一緒にいてあげたいと思いました。
私はおばあちゃんになっても健康で生き生きしている人でいたいので、歯を出して笑って大切な人とおいしくご飯を食べて健康にも気をつけたいです。
集団でもポジティブであればあるほど良いことを学びました。文化祭準備の時に「頑張ろう」と声を掛け合って作業をしていると早く進んでいました。
学校生活でも社会に出てからも、自分からポジティブな発言をすることを心掛けたいです。
一緒に笑ってくれる人、一緒にご飯を食べてくれる人、友達にも感謝したいなと改めて思った。
周りの人に感謝する優しい気持ちや、日々悩みながらも笑って過ごそうとするたくましさもとても好ましく思いました。強くて優しい素敵な女性に成長中である皆さんのことを、これからも学校医としてサポートしてまいります。
生徒のみなさんの「笑い」が、身近な人々、学校、地域社会へとひろがっていくことを願います。
「笑いの医学的効果」について詳しくは、健康マスター検定ホームページで連載中の北野副院長の健康コラムからもご覧いただけます。