聖カタリナ大学公開講座 ヘルシーエイジングのすゝめ~疲労蓄積や睡眠障害の怖さと対策を知ろう~

2025年11月28日、北野理事長が聖カタリナ大学松山市駅キャンパスにて看護科の学生さん、市民の皆様を対象に公開講座を行いました。

講座では、WHOが提唱する“Healthy Ageing(健康な高齢化)”の考え方をもとに、栄養・運動・糖化ストレス(AGEs)などの話題も取り上げ、健康寿命を延ばすための具体的な方法について理解を深めていただきました。

百寿者割合が高いことで知られる京丹後市などの百寿者研究の成果を交えながら、
・認知機能の低下を遅らせるための取り組み
・心血管疾患のリスクを下げる生活習慣
・フレイル予防に欠かせない骨・筋肉年齢の維持
など、各年代に共通して取り組める健康管理の要点を解説しました。

特に、栄養に関する研究から、「総摂取カロリーの4〜6割を炭水化物にすることが死亡率の低下と関連する」といったデータを紹介し、極端な糖質制限に警鐘を鳴らしました。
さらに、睡眠の状態や疲労の度合いは、検査によって客観的に把握できるという点にも触れ、自分の体の変化を数値として確認しながら健康管理に生かす方法を紹介しました。当院で取り組むアンチエイジングドック(ポジティブヘルスドック®)」についても説明し、加齢に伴う体の変化を総合的に把握する重要性を伝えました。
また、栄養、運動、糖化ストレス(AGEs)への配慮など、加齢に伴う変化を踏まえた日常生活での実践ポイントについても解説しました。

講演後には参加された学生さんからも「介護をしている家族に今日学んだことを伝えたい」「睡眠障害のリスクについて初めて知ることがあった」など感想をいただきました。

当院では、今後も地域の健康づくりと予防医療の推進に努めてまいります。
当日の講演内容は、12/17に愛媛CATV タウンプレミアム(111ch)で 放映されました。

◆2025年度 愛媛銀行寄付講座・聖カタリナ大学「風早の塾」
テーマ「SDGs:持続可能な未来を目指した人生100年時代のライフデザイン」https://www.catherine.ac.jp/seminar/30379