【看護師コラム】腸活のすすめ ~ 元気の源、腸内環境

はじめまして。医療法人菅井内科で看護師と保健師として働いております。本橋尚子(もとはし しょうこ)といいます。いつも元気なことが取り柄だと思ってます。趣味は、ホームパーティと人間観察です。どうぞよろしくお願いいたします。

ここ最近、腸内環境をよくしたら、痩せやすい体質になりますよ!腸内環境が人の元気の源です!などなど、テレビやラジオ、SNSでよく耳にしませんか?
腸内を良い環境に保つことで元気に綺麗になれるなら、興味があるな~と思いますよね。

実は、人間の免疫細胞の約7割は腸内に存在していて、働きとしても、食べ物の消化吸収だけでなくウイルスや病原菌などの外敵から体を守る重要な役割を担っているのです。
ますます、腸内環境を整えたくなってきませんか?

わたし自身、学生時代の部活動を卒業してからというもの、なかなか便秘を繰り返していて・・・(泣)

実は、わたしの一番好きな食べ物は?と聞かれて・・・まず頭に浮かぶものは、“キャベツの千切り” “レタス” “白菜の鍋” “豆腐” “納豆料理”などなど、腸内環境を整えます!便秘にはこういう食事を!と聞いているものなんです。なので余計に便秘症の原因が気になって気になって、30代前半で大腸カメラを受けたほどです。

大腸カメラの結果は・・・というと、全くの異常なし。きれーーーいなツルっとしたピンク色でした。
こういう経緯もあって、今ではわたし自身が腸活に興味津々です。

ちなみに今、子育て真っ最中なのですが(小学3年生・年長さんの怪獣2名です)、子供たちのウンチをよく目にします。(流し忘れ・見てみて期 笑)
まぁ~!看護の教科書に出てくるお手本みたいな、バナナ型の茶色いウンチを見せてくれます。すくすく育っていつも元気。けど体調こわすとウンチも変わるんです。少しゆるくなったり、回数が減ったり、色が変化したりと。

以前、救命センターや集中治療室で勤務していた時、お話ができない患者様でも、バイタルサインと便や尿の観察をすることで、体の状態が把握できるから!と口をすっぱく指導されていたなぁ。と今頃になって気が付かされた気分です。

今年に入ってから、当院理事長のもと“食物繊維と腸内フローラ研究”のお手伝いをさせてもらっているのもあって、自分自身の腸内環境・腸内細菌叢の状態を知ること・対処することが、排便の状態や生活習慣病患者様への体調管理に効果的にどのように役立つのか、さらに興味をもつようになりました。

最近では、簡単な検査方法で腸内細菌叢・短鎖脂肪酸などを測定し、自分の腸内環境を知ることができる検査もあり、菅井内科でも近々導入予定です。

お腹でお悩みの方(便秘やゆるゆる便)・免疫を高めたい方・生活習慣が乱れているなあと感じる方・美容やダイエットに興味のある方などには特におすすめです。
自分の腸内環境を知り、食生活の改善・運動習慣・サプリメントなど、自分が行動を起こすだけで、自分の体が自ら健康へとすすんでくれる。
腸内を整えることで“アンチエイジング”見た目の若々しさや健康寿命の延長にも効果を発揮できるとしたら・・・。

健康・健幸への第一歩として、ぜひたくさんの方が腸内環境に興味を持って、検査してみてもらえたらなぁと思います。気になる方はぜひ看護師にお声がけくださいね。